支援団体もある

多重債務の相談窓口や支援団体は法テラスなど日本各地にあります。

意外と身近にあるのでお困りの方は正規のルートを通して確実な相談窓口を見つけてください。

NPONGO等の働きもあります。

多重債務にまつわる事項に関しても、いろいろな支援団体があります。

かくいう私もお手伝いをたまにしています。

女性の人権を守る矯風会という組織があります。

多重債務を抱えた配偶者の方に暴力を加えられたというようなときの退避場所が用意してあります。

後は、自死遺族による支援団体もありますし、多重債務の悩みを抱えているアルコール依存症の方への支援団体もあります。

お身内にそういう方がいる場合は相談窓口を探して、多重債務の方との関係を改善しましょう。

後は自死寸前まで追い込まれた方は電話相談もあります。なかなか繋がりにくいのですが諦めずにかけてください。

多重債務自体はどうにもできないのですが金銭的な事情で、追いつめられた方を支援する寺社や教会もあります。

自死者を減らすのも、社会的に弱い人を助けるのも責務と考えます。入信の強制はありません。

例えば多重債務の状態で育てられないお子さんを里親に仲介する、各相談窓口につなげるということもしています。

後は、グリーフワーク、多重債務を抱えた苦痛に耐えかねる方に寄り添うことも行うところもあります。

お金は取り戻せても命や思い出は戻ってきません。

そういう時に話を聞くカウンセラー役になっていく存在は多いです。

本当に命が危なくなる、大きな傷を負う前に一歩踏み出してください。その手を掴む人は現れます。

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詐欺手口に要注意

先日、舞い込んできたメール、母親を装ったものです。あの、母は後ろにいますがとつっこみを入れました。

ブログにしつこい出会い系サイトの勧誘がくるので、わざとどうでもいい斬り捨てられる情報を流して、どこの業者か調べました。

ブログ上で呼びかけをしたところ、他の被害者もいることがわかりました。

翌日にはアカウントが消えていました。皆様にはお勧めしません。

本分が精神分析学系で犯罪に関することでしたので。

多重債務の前後にはこうした詐欺師が出てくることもあります。

多重債務を何とかすると称して個人情報を抜き取る手口、闇金融や偽弁護士を派遣して高額な金利をとる、多重債務の債権者のふりをしてお金を少し払えば解決するというようなものもあります。

後は詐欺に引っ掛かってしまって多重債務になるということもあります。

ご家族が救急車で運ばれた、居場所は下のリンクにというメールも来ました。

慌ててしまう事例です。オレオレ詐欺で何とかしようと融資を受け、多重債務ということもあるのです。

こうした詐欺の手口にかからないためには冷静に分析をすることが必要です。

上の救急搬送で見るべきところは、メールアドレスがわかるなら普通は電話をするはずなのにメールで来ることです。

気が付かないかもしれない手段ですよ。

次にリンクを貼る、普通は自分の名前を書いて具体的に場所も書きます。

この細かい部分に疑念が出るようなものは保全して消費生活センターや警察、各金融業者に確認しましょう。

公式情報以外は信じないのが身のためです。

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債務整理を視野に入れる

多重債務は法律が大きく関わります。

確実かつ迅速に解決するのなら、債務整理が良いでしょう。

債務整理とは司法書士、弁護士の力を借りて借金を支払しやすくするものです。

種別としては任意整理、民事再生あるいは個人再生、自己破産となります。

各々どう違うのか確認してみましょう。

まずは任意整理、これは司法書士や弁護士が立ち会ってお金を貸した人や会社に返済額を減らせないか相談することです。

あくまでも任意なので、法的拘束力はないですが、信用情報の瑕疵、つまりブラック状態になる以外のペナルティは少なく費用も安いのです。

次に民事再生、個人再生、呼称がややこしいですが民事再生事業関係のこと、個人再生は一般消費者が対象であることが多いです。

この方法ですと、裁判所が関わるので、比較的容易に借金を減らして多重債務を解消することができるといわれています。

ただし、住宅ローン等土地がらみの事は対象になりません。

もっとも法的拘束力が強いのは、自己破産です。

文字通り自分の意志ですべての債務を消滅させられますが対価は大きいです。

信用情報の瑕疵、官報に記載、一定期間は警備員など特定の職業につけない、20万円以上の動産は没収家屋敷の抵当に入るということが起きます。

弁護士と司法書士どちらに頼むか悩む方が多いですが裁判所での権限が強いのは弁護士です。

お金が無い場合は日本司法センター等が貸してくれます。ただ、条件があるうえにまた借金になる事は覚えておきましょう。

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専門家に相談する

お金のことは安易に人に話せないという方が多いでしょう。

でも、多重債務を放置してしまいますと、皆様の生活や人間関係が破綻してしまいます。

弁護士、司法書士等の法律関係、警察や各NGONPO、行政などが相談窓口を開いています。

後は心療内科や精神科ですね。

多重債務を抱えている方の中には、精神的に追い詰められている方もいます。

後は認知症で騙されて融資を受けてしまう事例や女性の月経前緊張症候群という月経前に浪費をしてしまう人もいます。

薬を飲むことやカウンセリングで何故多重債務になるまでお金を使ってしまうのか、どうしたら解決できるのか、考える余裕が出ます。依存症も医学の領域です。

多重債務を抱えている周辺の方に申し上げます。

お金のことで相手を責めるのは危険なことがあります。

物を整理しだしたり、死にたいと口に出したり刃物やロープなどを買おうとした形跡がある場合はかなり危ない状態です。

希死念慮と言って自死の誘惑が出た状態です。

自死をなさる方は本当に命を絶ちたいのではありません。

感覚でいうと気が付いたら崖の際に立っていてバランスを崩して落ちていくというものです。

でも、この感覚は問題を解決したり、休養したりした後は消失します。

闇金融張りにしつこいストーカーが要因でこの状態になったことがあります。

心理学専攻でしたので危ないと思ってカウンセラーや牧師の助力を得ました。

今はゲートキーパー自死をさせない命の門番になる勉強もしています。

多重債務は必ず解決できる問題です。

危ないと思ったら警察に電話すれば保護してもらえます。

闇金融や督促も手が届かない場所です。突破口は必ずあります。ひとりではありません。

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安易に他の融資を受けようとしない

自分が多重債務に陥った、もしくは陥りそうな時はまず落ち着きましょう。

お金のことになると、人は判断力を失います。

新しいキャッシングやカードローンに申し込んで何とかしようとしても、既に返済能力を超えた状態の多重債務がある方は、まず借りられません。

よくここは何とかなるというような書き込みがありますがどこまでも怪しいです。

多重債務でも申し込めるという事は貸金業など金融機関ではきちんと相手の収入を把握していないということです。

かつて誰にでもお金を貸してしまったために多くの多重債務を出してしまった事を踏まえキャッシングのうちクレジットカード会社消費者金融のものは総量規制と共に、収入証明を義務付けられているのです。

もっとも、一定額以下の場合はなくとも融資を申し込めることが多いです。

ただ、どの金融機関でも申込み時に、信用情報を見ますので多重債務の可能性がある場合は融資をしないのが普通です。

それで簡単に受かるという事は誰でもいいから貸してしまうような金融業者だということです。

登録の無い闇金融や詐欺の可能性があります。

そうでなくとも多重債務というのは今までお金の使い方が違っていたということです。

簡単に手に入るお金は簡単に使ってしまうのです。

債務がさらに増えて、ハムスターが回す回し車のように事態は動かないのに借金ループになってしまうということもあります。

何とかしないとと慌てて申し込んでも上手くいかないので、冷静になって判断しましょう。

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打てる手は幾つもある

多重債務で身動きができない、少しお待ちください。ちゃんと打つ手はあります。

まともな金融業者というのは、きちんと多重債務や返済不能の方への対応窓口を持っています。

督促現場にいましたが何か事情がありそうな方は上司に電話を代わります。

支払いの意志がある場合は待つ、少額ずつ返すということにも応じます。

多重債務で困った時は、自分がいくらお金を借りているかまず把握します。

5社以上の融資という場合は、きちんと与信が行われていれば、分散されてひとつは少額になっているはずです。

そこは、手持ちのものを売ったりして少しずつ返済しましょう。

残債が少ない方が気持ちも楽ですし利息が少なくて済みます。

自動車や貴金属は上手く売却すれば、それなりの査定額が出ます。

任意整理話し合いで減額する方法の場合、弁護士や司法書士の費用は1件当たりいくらなので、件数は少ない方がいいのです。

弁護士が出て来たら悪質ではない多重債務は、減額に応じてもらえることが殆どです。

訴訟を起こすのも金融業者は嫌がります。

お金を返せない方がいるのは予定調和のひとつです。

与信をするのは返済能力がない人に融資しないためですがいざという時の対応の費用を金利に上乗せしてあるものなのです。

他にも、収入を増やす努力をする、誰か相談に乗ってくれる人はいないか考えてみるという事はできます。

多重債務への対策を金融庁等は強化しているので有益な情報がサイトで常時更新されています。

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困った事例にあった時は

かつてクレジットカード会社で仕事をしていた時、多重債務や遅延のお客様に怒鳴られたことがあります。

いまさらですが怒鳴りたくなる気分がわかります。

多重債務とは別の理由で、問い合わせをしたのですが、クレーマー扱いされ、言語障碍で発音が出来ないで黙るので嘘扱い、本当に酷い対応を受けました。

多重債務の方であっても、怒鳴る、相手の話を聞かない、馬鹿にするという事はしてはいけないことになっています。

ご病気で体調を崩しやすい方もいるので声を荒らげると、上司が電話を切らせます。

少し調べてみますと、同様の事例があったようなので消費生活センターの方に相談しました。

人より音に過敏なので頭が痛くなって1時的に立てなくなりました。

その旨を伝えると、その状態で悪化した場合は日本司法支援センターに相談すれば慰謝料や謝罪等の要求ができるといわれました。

多重債務を持つ方は後ろめたさで、訪宅、そして何時間にも及ぶ詰問等に耐えてしまう方が多いです。

自分が悪いと思って無理な要求にこたえてしまうこともあります。後は、半ば押し売りのようにカードを作らされて、解約もさせてくれないということもあるのです。

そういう場合は、無料の相談に電話をして話すだけでも、気持ちに余裕が出ます。

無論支払わないのはよくないことです。

ですが、近親者が亡くなった、病気になったということで動けない場合に上記のようなことで何か被害が出た場合は別問題で相談をして是正を求めていいのです。

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