年代と多重債務
多重債務や金銭問題は人命に大きく関わります。
世帯収入もしくは本人の収入が低く、融資を受けては返しうけては返しということをしていくことで多重債務になるといえるのですが、年齢層によって抱える事情が違います。
横浜は寿地区、ここにはかつて日雇い労働の方が暮らす街でした。
おそらくは多重債務を抱えて債権者から逃げた人もいるはずです。
今は整備されて高齢になった方々が生活保護を受けているそうです。
高齢者の多重債務は非常に深刻な問題です。
年代としてはクレジットカードやキャッシング、カードローンが出る前に働いていた方は予備知識がない上に、電子端末を扱えないこともあるので情報を入手できないのです。
また、認知症など判断力が落ちてしまって、言われるままにカードを作って忘れて多重債務になるということがあります。
ご家族が金銭管理をするか、成年後見人が資産を管理して支えていく必要があります。
また、若年者の貧困も多重債務に影響します。今は雇用されて3年以内に辞めてしまう人が増えているといいます。
職から職へという根無し草のようなことをしますと職歴がちぐはぐですので与信の時マイナスになります。
そこで額面の少ないカードしか作れず、5社以上という多重債務の条件にあてはまってしまうこともあります。
また労働基準法に従わないブラック企業等で体調を崩し、離職してでも、生活費が欲しくて闇金融等に手を出してにっちもさっちもいかなくなるというケースもあるので早めに相談しましょう。
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