依存症と金融
こりゃ、駄目だ、その書き込みを見た時、私は肩を落しました。
インターネット上で付き合いがあった人がフリーランサーの私に仕事の依頼をしてきました。
お金がない、少し難しい心の病気を抱えたので心理学を学んだ私を頼ったのです。
強度の依存傾向、病識なしと判断、連絡を絶ちました。
彼の病気はアルコールを飲むと依存症になりやすい物です。
多重債務になりそうな人の典型例です。
楽しいことを求め、自分の状況を把握せずに思いつきで行動するのは金融商品で確実に失敗する要因です。
多重債務者の中には賭博、買い物、アルコール、性行為等依存症の方が多いといわれています。
本人がだらしないということではないのです。神経伝達物質のひとつ、ドーパミンが関与します。
興奮したり気分を高揚させたりするもので、やる気などに関わります。多重債務の人でなくとも出るものです。
ですが、棚から牡丹餅という感じで努力せずにお金や、愛情が得られた場合、脳はその快楽を覚えます。
報酬体系というのですが、たまにしか上手くいかないことですとよりドーパミンが出ます。
その気持ちよさが忘れられなくなりますが徐々に刺激が強くないとドーパミンが出なくなります。
また同じ事を繰り返す、その為の資金が欲しくて融資を手当たり次第に受け、多重債務になるのです。
FXなど素人でも当たりが出やすい投資の依存症から多重債務を抱えてしまう人もいます。
精神科医でも治療が難しい物です。
多重債務の支援団体等ではこういった依存症の自助グループも紹介することがあるので心当りのある方は探してみましょう。
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