多重債務とローン
ローンは通常、高額で物品やサービスを買う時に躊躇する人に売主が立て替え払いをするということで始まったものです。
小売流通業のサービスとして、始まったものと財閥が、貸しつけて始まった住宅ローン等の系統があります。
どういうものがあるかといますと、住宅ローン、教育ローン、自動車ローン、ブライダルローン、事業用ローンなど何か目的があるものと、使う人が規約を守れば自由に使っていいものがあります。
前者の使途限定型のローンはあまり多重債務者は出ない傾向にあります。
全くないとは言えないのですが、住宅ローンなどをふたつ組む人はそうそういませんね。
融資元も国庫や銀行なので今までの返済歴や収入、家族の融資を受けた履歴も審査の対象になります。
そして、有担保型と言って返済が止まった場合、資産を売却することもしくは生命保険で損害を補填することが多いので、やはり多重債務は起きにくいのです。
家や学校からそう簡単には動けません。夜逃げするなら別ですが。
ですが、クレジットカード、ショップクレジット等は収入があって今までの返済履歴が問題ない場合は、比較的容易に融資を受けられますので、何枚もカードを作ってしまいがちです。
割賦販売法も多重債務対策で規制が厳しいのですが買い物依存症の方にクレジットカードを渡すと、底つき体験と言って何もかも失うまで使ってしまうので多重債務が起きやすいのです。
与信、審査の時に相手の性格までは判断はできません。
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